浅草のレトロを満喫!
お正月の三が日は、約290万人の参拝者で賑わう浅草寺。今回は、浅草寺以外にも観光名所満載の浅草のレトロをご紹介します。
浅草駅を出てまず先に訪れたい場所は、 浅草地下商店街(東京メトロ銀座線浅草駅6番・8番出口に直結)。この商店街は、昭和30年開業で地下商店街としては、日本では最も古い商店街といわれています。

この商店街で有名な「福ちゃん」で腹ごしらえ、焼きそばが350円というリーズナブルなお値段。ちょい飲みの元祖的なお店です。

レトロなお店が並ぶ中、ひときわ目を引くのが「忍者場 ninja bar」。ワンカップ中心にカクテルやビール、缶詰のおつまみ等のメニューが用意されています。ワンカップの種類は200以上とか。営業時間には忍者マスターが迎えてくれます。

商店街を出て、新仲見世に入るとプロマイド専門店の「 マルベル堂」があります。マルベル堂で撮影されたスターは、2,500名以上だそうです。
マルベル堂で最も古いプロマイドは、大正10年の創業時、最初に撮影した女優の栗島すみ子さん。最近では伊藤健太郎さんや三島健太さんの撮影が行われたそうです。
一般の方向けに、アイドルの衣装やポーズできめたプロマイド撮影も行っているので、スター気分で撮影してみるのもいいかもしれませんね。

浅草にはアンジェラスを代表に老舗喫茶店が多くありますが、今回立ち寄ったのは、昭和2年創業の「 珈琲ハトヤ」。かつては、エノケンやサトウハチローも訪れたとか。店内はまさに昭和の喫茶店。観光客から常連客と幅広い層に利用されています。
この店のおすすめはホットケーキですが、昼食を終えた後なので次の機会の楽しみにとっておき、今日は珈琲でくつろぎました。

エンターテインメントの街に欠かせないのが演劇。浅草には浅草公会堂をはじめ、浅草演芸ホール、浅草フランス座劇場東洋館、浅草木馬館など落語、漫才、コント、大衆演劇など歴史あるホールがいくつもあります。


そして浅草といえば「 花やしき」。1853年(嘉永6年)開園の 日本最古の遊園地。今回の紹介でもいくつか出てきたキーワード「日本最古」、それだけ当時の浅草は繁華街として賑わっていたことが想像できますね。
ちなみに嘉永6年とはどんな時代だったのか調べると、徳川家慶公の時代でなんと黒船来航の年でした。

同園の最も人気のアトラクションが、またしても日本最古のジェットコースター。花やしきに近づくと、キャーキャーと悲鳴が聞こえてきて、入る前からテンションが上がります。園内には、子どもから大人まで遊べる新旧22のアトラクションを楽しむことができます。
さて、一日遊んだ後にはゆっくりと銭湯に浸かってリラクゼーション。浅草にほど近い銭湯を2件紹介します。

蛇骨湯
浅草6区にあり、江戸時代から続く歴史のある銭湯です。
黒湯温泉が特徴で、蛇口やシャワーも同様の温泉が使われています。
外国人の観光客も多く利用しているのも特徴のひとつ。
露天風呂から鯉の泳ぐ池を眺められるのも魅力です。

曙湯
昭和24年に創業。
宮造りの立派な佇まいと4月下旬から5月上旬にかけて咲く藤の花もこの銭湯の見所です。
浴室は、とてもきれいで細部まで手が行き届いている印象です。
湯船はジャグジー風呂、ボディーバス、座風呂、ジェットハイパーがあり、天井が高く開放感があります。
【DATE】
– マルベル堂 –
住所:東京都台東区浅草1-30-6
営業時間:11:00~19:00
定休日:年中無休
– 珈琲ハトヤ –
住所:東京都台東区浅草1-23-8
営業時間:7:00~15:00(営業時間の変更がある場合があります)
定休日:不定休
– 花やしき –
住所:東京都台東区浅草2-28-1
営業時間・料金など詳細は、ホームページを参照ください。
花やしきHP
– 蛇骨湯 –
住所:東京都台東区浅草1-11-11
営業時間:13:00~23:40
定休日:火曜日(祭日営業・翌日休業)
– 曙湯 –
住所:東京都台東区浅草4-17-1
営業時間:15:00~25:00
定休日:毎月第3金曜日
昔はよくマルベル堂にプロマイド買いに行きました。