東京都内で温泉のあるおすすめ銭湯と日帰りプラン【黒湯】
こんにちは、セントーライターのヒヅメです。早速ですがワタクシ怒っております。友人とのLINE画面を見てください。
『都内に温泉なんてあるの?』
キイイイイイイイイイィェェェェェェェェェl!!!!悔しい悔しい悔しいよぉおぉ!!
東京にも!!温泉は!!ある!!
しかも銭湯にだ!!
今日はそのことを分かってもらうため、東京都内に多い『黒湯温泉』のあるおすすめ銭湯とその日帰り湯巡りプランを決行するぞ!
ちなみに友達のフットワークはめちゃくちゃ軽くて助かった。
湯巡りの持ち物例
ちなみに準備する持ち物はこんな感じ。
- 銭湯代 2,760円(460円×6箇所)
2人以上で行くなら『都内共通入浴券の回数券(10枚)』を買う方がお得。 - 小銭(100円と10円)
ドライヤー代やロッカーのカギに必要だったりするので用意しておく。 - 手ぬぐいまたはフェイスタオル
大きすぎない方が持ち運びが楽。ただし白いタオルは一日で黒湯色に染まるぞ!銭湯によっては販売、レンタルもあるのでそちらを利用するのも良い。 - 石鹸やシャンプーなど
汗をかいたらすっきりさせよう。備え付けている銭湯もある。 - スキンケア用品
黒湯に多い炭酸水素塩泉は入浴後に皮膚表面の水分を発散させやすいので入浴後の乾燥防止に。 - 脱ぎやすい服装
湯巡りするにあたって面倒なのは着替え。脱ぎやすい服装で手間を減らそう。 - 飲み物
湯巡りは汗をかくのでペットボトルの飲み物などを持ち歩こう。ミネラル分があるお茶とかスポーツドリンクなんかがおすすめ。 - 手提げやリュック
手ぬぐいやお風呂道具をしまう用。濡れているものを入れても大丈夫な素材を選ぼう。
いざ湯巡りスタート
黒湯温泉 湯巡りプラン
今回ご紹介するプランはこちら。下町浅草で観光を楽しみつつ都内の黒湯温泉を湯巡りし、最後は黒湯で有名な蒲田でゴールするプランとしました。
【浅草】蛇骨湯 13:00~
湯巡りスタート!
まず1件目に選んだのは浅草の蛇骨湯。『温泉行きたい』とは『いつもと違うところに行きたい』ことでもある。そこで朝は浅草観光、昼間は銭湯にしけ込む作戦とした。
蛇骨湯は内湯、外湯、カランの水まで黒湯を使用!特に男湯の露天風呂は滝と池があって旅情感たっぷり!しかしながら2019年の5月31日で閉店してしまうとのこと。まだ間に合うのでぜひ行ってみよう!
蛇骨湯(5月31日まで!)
住所:東京都台東区浅草1-11-11
参考サイト:蛇骨湯 HP
友人:
結構湯上り後しっかり身体があったまるね
ヒヅメ:
そうでしょそうでしょ
友人:
もうホッピー通り行って昼間からビール飲んで帰ろうよ
ヒヅメ:
それは僕もそう思う
蛇骨湯から徒歩で40分ほどの距離。時間に余裕があるので下町散策や寄り道を楽しみながら行こう。六龍鉱泉は『都内で一番熱い銭湯』とも言われる古き良き黒湯銭湯。こちらは撮影許可取れたので少し深堀りしてご紹介。
この爽快感が昼銭湯の醍醐味だよなあ
浴室は『THE銭湯』。こういう浴室の作りは日光をがんがん取り込むので昼間に入るのが断然おすすめ。浴槽は2種類。一般的な呼び方は『ぬる湯』と『あつ湯』なんだけど、個人的には『あつ湯』と『超あつ湯』という感じ。
後から気付いたけど胸が真っ赤になってる
『超あつ湯』はお腹くらいまでの深さ。写真撮影後に入り直すとバカみたいな熱さになってて、ダチョウ俱楽部の上島竜兵みたいなリアクションをしてしまった。横にある『湯かき』で湯をならしてから入った方がいい。
店主は『ストロングスタイルって呼ばれたりしてますねアハハー』と笑っていたけど、そんな強め缶チューハイくらいの強さだと思って入ったら後悔するぞ。
六龍鉱泉
住所:東京都台東区池之端3-4-20
根津駅から東京メトロで30分ほどの距離にある麻布十番へ移動。『あのセレブな街に銭湯なんてあるの!?』って思う人も多いはず。銭湯どころか温泉があるんだから更に凄いでしょ?
こちらの黒湯はややぬめり気がある感じ。ちゃんとぬる湯もあるので銭湯に不慣れな人でも安心。場所柄セレブっぽい人や芸能人も多い。でももちろん460円。セレブでも犬を連れたマダムでも芸能人でも460円。
しっかり水分補給もしようね
竹の湯
住所:東京都港区南麻布1-15-12
参考サイト:竹の湯 HP
門構えからして名湯
麻布十番から東急目黒線で20分ほどの距離にある武蔵小山へ移動。清水湯は説明不要の名湯。清潔、大きい、軽く飲める、そして何より黒湯・黄金の湯と温泉が2種類あるという無双っぷり!
ちょっとマニアックになるけど黒湯(炭酸水素塩泉)で肌の不要な角質や毛穴の汚れを落とし、黄金の湯(塩化物泉)で塩のパックをして保湿させるというまさに黄金タッグ。平日夜や土日は当然混むので覚悟してね!
清水湯
住所:東京都品川区小山3-9-1
参考サイト:清水湯 HP
日も暮れてきた
武蔵小山から東急線を乗り継いで30分ほどの距離にある蒲田へ移動。改正湯の名物は何と言っても黒湯炭酸泉と白湯(シルク風呂)。蒲田名物の黒湯に炭酸ガスを混ぜたポカポカ必至の湯と超微細気泡の白湯を交互に入るカフェオレ浴(ヒヅメが勝手に命名)をするのが贅沢。
1日に5件も湯巡りした身体にぬる目の黒湯炭酸湯がめちゃくちゃ染みわたった。ぬる湯も良いもんだね……。
改正湯
住所:東京都大田区西蒲田5-10-5
参考サイト:改正湯 HP
1日6湯とかさすがに疲れるよね、うん
改正湯から徒歩20分ほどの距離にある。ここが今日の最終目的地。激熱の黒湯や強力な電気風呂など東京の下町らしいシャキッとした特徴を持った銭湯。朝に取材したので、写真付きで紹介します。
浴室は縦長。浴槽は黒湯(あつ湯・ぬる湯)とラジウム湯のふたつ。
これが黒湯。濃いーでしょ?
黒湯を知らない人のために黒湯の濃さが分かる写真を撮ったよ。透明度は10センチも無いくらい。浴槽で開放的になって両脚を広げても恥ずかしくないよ!
蒲田温泉
住所:東京都大田区蒲田本町2-23-2
参考サイト:蒲田温泉 HP
湯巡り無事完走!
湯巡りして思ったけど1日で6湯も湯巡りするのは忙しい!みんなは適度に旅程をアレンジしながら試してみてね!
さて、湯巡りの最後に蒲田温泉を選んだ理由はこの『大宴会場』にあるんです!最近は飲める場所があるオシャレな銭湯もあるんですが、この蒲田温泉は……
どどん!!
どうよこの『昭和の宴会場』っぷり!!いやー昭和生まれにはたまりませんな!
名物温泉釜飯
名物『温泉釜飯』や『汐焼きそば』を肴にこいつを……
こう!
だぁあぁっしゃあぁぁぁぁあああい!!!!
ヒヅメ:
これのために今日一日生きてきた!
友人:
おおげさ(笑)
ヒヅメ:
実際やってみて思ったけど、1日6湯巡るのはさすがに大変だね
友人:
それはやる前から分かってたけど(笑)
というわけで、温泉も旅情感も東京都内の銭湯で味わえちゃうというご紹介でした。思い立ったその日でも気軽に楽しめますので、ふと『湯巡りしたい』『温泉に入りたい』と思った時は銭湯も選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?
この記事を書いたセントーライター
ヒヅメ
漫画を描くことと銭湯が趣味のサラリーマン。
これまであつ湯が普通だと思って生きてきました。
都内に温泉とは知りませんでした!しかも黒湯。ご友人のフットワークの軽さと短いコメントが素敵。とっても読みやすくて、良かったです。